2月の親子で森の遠足

森の家みんみん

2016年02月28日 19:26

悪天鏡でイベントが流れたりていしたので、久しぶりの親子で森の遠足です。

今日は、3家族9名の参加がありました。

■アイスブレイク

出発する前に、「感覚の準備体操」と「ハブ、ハチ、うんち」で感覚と体の準備をしました。

感覚の準備体操は、目を閉じて風を感じたり、日光を感じたり、音を聞いたりするアクティビティです。


感覚の準備体操をする参加者。 風はどっちから吹いているかな

■目的地

子どもたちが、「山の上にある赤い建物は何?」って言っていたので、遠足の目的地を末吉宮に決めました。


子どもたちにとっては、謎の赤い建物です。

■いろんな物を見つけながら

目的地まで、色んな物を見つけながらゆっくり歩くことにしました。


クワガタムシが好きなタブノキ、その赤い新芽


ビロードみたいで、触ると気持ちいいシロダモの新芽

一人の男の子が地面にちっちゃなクモがたくさんいるよということで、しばしの観察会。


小さなクモの他にリュウキュウコスミレやオニタビラコ、シロノセンダングサの花を見つけて観察しました。


ソテツの実


オオハマボウ(ユウナンギ)の落葉と落花


子どもたちが満開のサクラと間違えたピンクテコマ


キャラメルの臭がするウコンラッパバナの花

途中で休憩している間に、子どもたちはあるものを探して割ることに夢中になりました。

 どこにあるの?


探していたのは、石みたいに硬いククイの実です。 

この辺りまでは余裕だったのですが、坂道が続くと子どもたちが弱音を吐き始めました。
「暑い」 「疲れた」 「冷房がほしい」

どうも、大人よりも子どもたちのほうが体力がないのが最近の傾向のようです。


敷石が濡れていて滑りやすいので、石畳の坂を登るには意外と体力を使います。

やっと、目的地の末吉宮に到着です。


お賽銭を入れて、みんなでウートートしました。 何をお願いしたのかな。

湧き水で手を洗って清めたあと、山道を抜けてみんみんに戻りました。


子どもたちは、けもの道だと言っていましたが、普通の山道です。

■親子で森の遠足を終えて

今回は3家族9名が参加してくれて賑やかでした。これくらいの人数がちょうどいいかもしれません。 反省点としては、最初に自己紹介の時間をもうけなかったことです。自己紹介は、やるべきでした。そうすれば、家族間のコミュニケーションや交流がもっとできてよりたのしかったはずです。子どもたちの感想には、いろんな発見や体験が楽しかったということが書かれていましたが、具体的に多かったのは、湧き水がつめたかったことと森の中が涼しかったという発見でした。子どもたちには知識よりも感覚的なことが記憶に残ることをあらためて感じました。

3月の親子で森の遠足の日程はまだ未定です。いつもなら、第4日曜日に実施するのですが、その日はグローイングアップワイルドの講習会を予定しています。日程が決まり次第、ブログやフェイスブックでもお知らせしますので、まだ参加したことがない人は是非参加してみてください。

(ふじい)