キッズマンデー 公園のアリ調べ

森の家みんみん

2013年08月26日 16:19

キッズマンデープロジェクトも盛況のうちに終了いたしましたが、最終回の様子をupしたいと思います。

実はこの日、「森のガジャン調べ」をおこなうつもりでした。ガジャンとは沖縄の方言でカのことです。しかしこのときは雨がまだ降っておらず、カさえもあまり見られないような状況だったのです。そこで急遽森のアリ調べに変更して調査をおこなうことにいたしました。
この日の参加者は事前に「カ」と通知していたためか、親子一組のみ!(笑)みなさんやはりカは嫌いですよね~
しかし、生物のプロフェッショナル5人にサポートしてもらえてなんとも贅沢なイベントになったことでしょう(笑)


まずは吸虫管というアリを吸って捕まえるための道具作りをしました。アリは小さく手で捕まえることができないので、吸虫管で吸うようにして巣ごと捕まえることも可能です。実際の吸虫管はプラスチック製の丈夫なものですが、今回はチューブとストローで作れる簡易型吸虫管を作成しました。



まずは森の中でアリ調べ


みなさんいたるところで吸っています(笑)



森の外でも同じように調査しました。



メクラヘビが地表を素早く移動していました。メクラヘビは地中性なのでまさか地表を普通に這っているとは思いませんでした。
なので最初はジムカデだと思ってしまいました。

みんみんに帰ってアリの同定です。公園の中と外で採れたアリの種類を比較しました。



森の中と外で採れるアリにはハッキリとした種類の違いがあります。普段何気なく見ているアリですが、実は沖縄には約150種類ものアリが生息しています。中にはヤンバルの山奥にしかいないアリなど珍しい種類もたくさんいます。ぜひ身近なアリの種類なども調べてみて来年の自由研究にしてみてください。想像以上にアリの世界は面白いですよ!(^^)

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