12月27日(土)は、12月の親子で森の遠足の日でした。
このところ天気が不順でキャンセルが心配でしたが、5家族、13名(大人6名、子ども7名)が参加してくれました。
まずは、恒例のアクティビティ、「ハブ、ハチ、うんち」で体を温めてから出発です。
以前このイベントに参加してくれた家族がいたので、その時とはちがうルートで遠足です。 まずは宜野湾御殿の墓を目指して、そこから末吉宮によって、その後はその時の状況を見て決めることにしました。
森の中に入ると、ナガミボチョウジの赤い実が鮮やかです。
季節外れのギョクシンカの小さな白い花を見つけました。
可愛いので、子どもたちが記念撮影
気になる、花や葉っぱや実をいろいろ見つけながら、花見橋のあたりまで来ると、これも季節外れのサガリバナが咲いていました。
暖冬のせいなのでしょうか。 この時、花を咲かせているのはこの木だけでしたが、つぼみが膨らんでいる木が幾つもありました。
モモタマナの木の下では、オオコウモリの食痕を見つけました。 かじられた実とペリットです。
少し立ち止まると、子どもたちはいろいろなものを見つけます。
刈り込まれた草むらの煙突のようなものは、トゲオオハリアリの巣穴です。
さっそく、みんなで観察です。
一人で、ちがうものに興味を持つ子どももいます。 どうやら、タンポポの花が気に入ったようです。
先を、急かして宜野湾御殿の墓に向かいましたが、途中でまたなにか見つけたようです。
今度はマダラバッタの観察です。
楽しく道草をしながら歩いたので、宜野湾御殿の墓に到着したときには残り1時間担っていました。 予定変更を考えたのですが、みなさん、やっぱり末吉宮に行きたいということで、急いで墓をあとにします。
小さな子どもたちもいたので、大丈夫かなと思いましたが、みんなよく頑張って山道を登りました。
そして、念願の末吉宮、到着です。
ここからは、いったん大名の市街地に出て羽地朝秀のお墓のそばを通ってみんみんに戻りました。 このコースにしたのは、小さな子どもたちには急な山道を降るより安全で、距離は長くなってもかえって時間がかからないのではと考えたからです。初詣に来てみたいという参加者がいたので、この際、末吉宮の大名側の入り口を知ってもらおうという目的もあります。
みんみんに戻ってから、ふりかえりシートに感想を書いてもらいました。
いつもの森の遠足よりも長い距離を歩いたので、子どもたちが疲れてしまっていないか心配だったのですが、感想を見る限りとても楽しかったようなので安心しました。今回は、子どもたちが自分で見つけたものをみんなで見るという体験を繰り返しできたことが良かったように思います。
今日、歩いたコースはこんな感じです。 緑の線は市街地を歩いた部分で地図がないので位置や距離は適当です。
次回、1月の親子で森の遠足は、1月24日(日)9:30~12:00の予定です。