施設利用のようす 南風原エコセンター

森の家みんみん

2016年03月28日 19:42

今日の午前、南風原エコセンターが子どもたちを連れて森の指令ゲームでみんみんを利用してくれました。




まず最初に、イベントを企画した南風原エコセンターの宮城さんが、みんみんの紹介をしてくれました。




ゲームを始める前に、子どもたちは、3グループに分かれてグループの名前を決めました。 

ぺんぺん、みんみん、あんあん。 なんだか中国からプレゼントされたようなチーム名になりました。



森の指令ゲームのルールと今回の指令(森で見つける動植物16種類)について説明した後、指令カードを持って森に出発しました。




「見っけ!」 途端に声があがりました。   見つけたのは、「虫が描いた絵」かな?


次のグループも、早々に「右と左が違う葉っぱ」を見つけたようです。


「5本指の葉っぱ」 見っけ! 


「石みたいな木の実」 見っけ! 力いっぱい踏んづけても、ククイの実は硬くて割れません。


みんな順調に見つけて、指令をクリアしているようでした。


「網をはるクモ」 チュウガタシロガネグモ


「宝石みたいな虫」 ナナホシキンカメムシ


「ろうそくみたいな花」 クワズイモの花


「赤い実」 ナガミボチョウジの実。 季節が移って、一時期に比べるとずいぶん減りましたが、それでもまだ残っています。


それでも、いくつかの指令は、なかなか見つかり難いようでした。すると子どもたちは、誰に言われるでもなく、みんな手分けをして探し始めました。 いつの間にか、本当の意味で協力し合う。グループゲームの醍醐味ですね。


そして、探して、探して、やっと見つけたときは大喜びです。


「枝みたいな虫」 オキナワナナフシは、子どもたちには見つけられないかなと思いましたが、みんな見つけたみたいです。


「木から生えるキノコ」 この大きなアミハラタケ?を見つけた子どもは、とても得意げでした。

森の指令ゲームの結果は、ぺんぺんとみんみんが15点、あんあんが14点でした。 みんな予想以上にハイスコアです。


実は、終了の時間が近づいて、みんなでみんみんに戻るときに、「緑色のカタツムリ」を見つけたかった。 もっと探して見つけたい。という声があまりに多かったので、みんみんの近くでアオミオカタニシがいる場所に案内しました。



感動の対面のあと、しばしの、アオミオカタニシ撮影会になりました。

たぶん、観察会で普通にアオミオカタニシを見せても、ここまで感動してもらえないはずです。 なかなか探せなかったという体験があるから、みんみんができた当時に比べて、アオミオカタニシが少なくなっているという話も、素直に聞いてもらえたのではないかと思います。


宮城さんによると南風原エコセンターでは4月からこどもエコクラブを作って活動を始めるそうです。 エコクラブでも、是非みんみんを利用してくださいね。

(ふじい)




関連記事