ネイチャーゲームの講座の報告

森の家みんみん

2016年09月23日 21:11

9月17日(土)~18日(日)には、ネイチャーゲームリーダー養成講座、19日(月)にはフォローアップセミナーを行いました。

ネイチャーゲームリーダー構成講座

【初日】



参加者は本当に少なくて、2名だけですが、ボランティアエデュケーターとスタッフも参加して、少なめですがいい感じになりました。

講師は、大学の心理学の先生でもある石崎さんです。 沖縄での講師は2回目です。


公園の中を移動して、森の中の広場でアクティビティ体験が始まりました。



ここで体験したのは、「はじめまして」、「ノーズ」、「動物紳士録」、「私は誰でしょう」、「動物交差点」、「天敵と獲物」です。


はじめまして


私は誰でしょう


天敵と獲物

お昼は、公園の西側にある下門(しむじょう)に移動して、沖縄そばをいただきました。 こんなことができるのも参加者が少ないメリットです。


文化財の古民家でもある沖縄そば屋下門

食事の後はみんみんに戻って、シェアリングネイチャーやフローラーニングについての座学を受けた後、みんみんの周辺で「カモフラージュ」、「ミクロハイク」を体験しました。


カモフラージュ 自然の中に紛れ込んでいる人工物を探しました。


ミクロハイク 虫眼鏡を片手に小さな世界を探検しました。

目かくしイモ虫で、30分かけて北森(にしむい)の丘に移動しました。



北森の丘の景観をみんなで堪能し、共有した後、講師とボランティアリーダーが課題アクティビティである「私の木」のデモを行いました。


私の木の実演デモ

この後、ペアを作って、相手に紹介する木をそれぞれ探して、1日目の野外活動は終わりました。


どの木を、紹介しようかな?

【2日目】

「音いくつ」、「サウンドマップ」、「フィールドビンゴ」、「カメラゲーム」を体験しました。


音いくつ 耳を澄ませて聞こえる音の種類を数えます。


サウンドマップ 周囲の音の方向や大きさ、音色をマップで表現します。



カメラゲーム 自然の感動をカメラ役の心に焼き付けてもらいます。

そして、課題のアクティビティである「私の木」を実演する体験をしました。



私の木 選んでおいたとっておきの木を紹介します。

最後のアクティビティは、「フォールドポエム」でした。


ホールドポエム 感じたことを折りたたんだ紙に順番に書いていきます。

ポエムの披露。

三人が書いたものが、すてきな詩になっていました。

この後、参加者の二人は、検定試験を受けて満点で合格しました。 新しいネイチャーゲームの仲間の誕生です。


フォローアップセミナー

フォローアップセミナーは9名の参加がありました。

体験したアクティビティは、「みんなの季節感」、「香りの小箱」、「目かくし歩き」、「私は見える」、「自然へのインタビュー」です。


みんなの季節感 春夏秋冬で思いつくことを各自書き出して共有しました。


香りの小箱 箱に入っている香と同じ香りのものを探しました。


私は見える 見えるもの、聞こえるもの、感じるものを共感しました。


研修を終えて

今回は、参加者がなかなか集まらず、天気予報も思わしくなく、どうなることかと思っていましたが、終わってみるととても素敵な研修になりました。 

楽しく充実した研修になったのは、もちろん講師の先生の力量と参加者の皆さんの人間性のおかげでなのですが、人数や天候に関係なく楽しむことができるネイチャーゲームそのものの特性によるものが少なくない気がします。清ら島シェアリングネイチャーの会と森の家みんみんは、新たな仲間とつながりを深めた仲間達と協力しながら、ネイチャーゲームを活用した自然案内により一層力を入れていきたいと思います。

是非、皆さんも、機会をみつけてネイチャーゲームのイベントにご参加ください。そして、今回、リーダー研修への参加を逃した皆さんには、次回のご参加をお待ちしています。

それにしても、ふりかえると、楽しくてあっという間の3日間でした。

講師の石崎さん、参加者の皆さん、お疲れさまでした。ありがとうございました。

(ふじい)





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