出前講座 泡瀬小学校2年生 泡瀬干潟観察会
今日の午前中は、泡瀬小学校2年生の干潟観察会の講師をしてきました。
干潟に降りる前の学習と注意 鹿谷夫妻がやってくれました。
クラスにそれぞれ講師がついて干潟に入りました。
子どもたちにとっては、楽しみにしていた干潟探検です。
いろんなものに興味を持って、いろいろ質問してきます。
珍しいものを探そうと子どもたちは、張り切っています。
いろいろ質問してくれるのはいいのですが、それぞれ興味が違うので、説明してもほとんどの子どもが自分に精いっぱいで話にはうわの空です。
結局、同じ質問を何度もされて、何度も答えることになります。
それから、子どもたちは、新発見好きです。 観察会にも世界的な新発見を期待しています。
「ねえ、これ何?」
「面白いもの見つけたね」
「これって、珍しいの」
「初めて見たんだよね」
「そうだけど、珍しい?」
「はじめて、見るものは、自分にとっては珍しいということだよ。ほら、よく見ると面白いよ」
「・・・・・・」
最初はどうしても客観的な新発見や貴重な体験を期待しがちのようですが、結局は、見るのも触るもの、ほとんどすべて初体験なわけですから、だんだんと主観的な新発見の面白さに気が付いているように思えました。
自然は、発見の宝庫です。
あっという間に、帰る時間になって干潟を後にしました。
明後日は、泡瀬小学校5年生の干潟観察会の講師をする予定です。
今回も感じたことは、干潟の紙芝居「泡瀬のコメッキー」の効果です。特に、事前学習をしていないということでしたが、子どもたちは、紙芝居を見ているので、干潟の生物の名前や、観察会の注意ポイントを意外とよく知っています。紙芝居効果おそるべしです。
(ふじい)
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