60歳からの自然観察会 やんばる編

森の家みんみん

2016年12月04日 19:54

一昨年から始めた安謝老人の家が主催する60歳からの自然観察会はとても人気です。

これまで、末吉公園のホタル観察会、末吉公園の森観察会、南部の森観察会、と行ってきましたが、今回は参加者の要望が高かったやんばるの森の観察会ということで、県民の森に行ってきました。 

まずは、末吉公園に集合して、石灰岩地の森である末吉公園の森の特徴を少し復習しました。



県民の森にはバスで移動です。1時間足らずで到着しました。



事務所2階の研修室でやんばるの森の特徴や観察のポイントを確認しました。



年配の参加者の皆さんはとても意欲的です。空いている時間には展示を見たりして自主学習に余念がありません。



今回は、熱田岳の尾根をめぐる登山コースを散策しすることにしました。 さあ、出発です。



樹高、樹種、階層構造などの変化に注意しながら、登山道を登りました。

途中で休憩を兼ねて、ネイチャーゲームのフィールドパターンをチーム対抗で行いました。 フィールドパターンは自然の中でいろいろな形を探すアクティビティで、子どもたちには人気なのですが、年配の皆さんに楽しんでやってもらえるか実はとても心配で、ドキドキだったのですが、皆さんの笑顔にほっと一安心でした。



心配された、天気も崩れることなく、山頂に到着できました。 



長い下り坂も、みなさん、予想以上に元気で、安心しました。



リュウキュウマツが生えているあたりまで降りてくると、道のわきにキノコがたくさん生えていました。 イグチの仲間、チチアワタケ?でしょうか。



県民の森の事務所の前の芝生に集まって、観察会のふりかえりをした後、記念撮影をしました。



記念撮影をした芝生の、みんなのお尻の下のあたりにもさっきのイグチの仲間のキノコがたくさん生えていました。 「たぶん食べられるキノコだと思いますよ。」といったものの、「おいしいキノコだったら、ほっとかないはずだから、こんなにたくさん生えているのは怪しいですね。」と言われてしまいました。キノコにはそんなに詳しくないので「そうですね。」と答えましたが、ちょと試しに少しかじってみました。その後なんともないので食べられるはずです。きっと。

そういえば、オオシマゼミがまだ鳴いていましたね。 今年は暖かいからかな。


森の家みんみんでは、自然観察の講師の派遣や出前も行っています。興味のある方は、098-882-3195(森の家みんみん)までご相談ください。

(ふじい)

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