みんみんパン研究会始動
森の中にはいろいろな生き物がいます。目に見えるものだけでなく、目に見えないくらい小さな生き物もたくさんいるはずです。
でも、目に見えない生き物、特に微生物の存在を感じることはあまりありません。 たとえ感じたとしても、ばい菌だとか、ネガティブなイメージが多いのではないでしょうか。
最近では、何でもかんでも除菌、殺菌することが当たり前になってきています。確かに、悪影響を与える微生物もいます。でも、私たちは様々な微生物に囲まれ、場合によってはそれらに守られ、助けられて生きているはずです。
酵母は、単細胞の菌類、いわゆる微生物の一種です。いろいろな種類があるのですが、その働きを利用して、パン、酒、みそ、しょうゆなどの製造が行われています。もし、森の自然の中でパン作りに向いた酵母が採集できて、それを使っておいしいパンができれば、そして、それを体験プログラムとして実施できれば、子どもたちに微生物に囲まれて生きていることを実感してもらえるのではないかと前から思っていました。
そのアイデアを非常勤の赤嶺くんに話したところ、「面白いです。ぜひやりましょう。」ということになり、二人でみんみんパン研究会を発足しました。
まずは、酵母探しです。 とりあえず、モモタマナとシークワサーの実、センダングサの花を砂糖水につけて、発酵が起こるかどうか見ることにしました。
しばらくみんみんの事務所の入り口に瓶を置いておきます。
発酵が始まれば気泡が出てくるはずです。、気になった人は見に来てください。
パン作りのプログラム作りまでにはまだまだ長い道のりがありそうですが、がんばります。
(ふじい)
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