昨晩、久しぶりに、夜の末吉公園を少し散策しました。
急激に気温が低下したからか、台風の後で乾燥しているからなのか、生き物の気配が少なくて寂しいのですが、その中で、頑張っているのがタイワンクツワムシです。
森のなかにはたくさんのタイワンクツワムシがいます。
いったん鳴き始めると、あちこちで鳴き声がして、一気にうるさくなります。 少し前までは、緑色の個体も見かけましたが、昨日は、茶色のものばかりでした。
次に、よく見かけたのは、リュウキュウカジカガエルです。 葉の上でじっとしています。
リュウキュウカジカガエル
時折、ヒメアマガエルの声もしましたが、姿は見えませんでした。
かわりに、見つけたのは、特定外来種のシロアゴガエルです。
シロアゴガエル
サカモトサワガニは、巣穴のそばにいました。寒いからか、あまり活動的ではないみたいでした。
足だけが見えています。
サカモトサワガニの巣穴のそばには、オキナワキムラグモたちが巣穴を作っています。
小さくて、蓋のあるある巣穴ですが、足だけ見えているのはなんとなく似ています。
オキナワキムラグモの巣穴
少し前までは、オキナワナナフシがよく見つかったのですが、あまり見つかりません。
小さなオキナワナナフシ
なぜか、クワゾウムシがクワズイモの葉にいました。
クワゾウムシ
ショウベンノキが色づいて、冬支度も始まっています。
ナガミボチョウジも赤い実をつけています。赤い実はクリスマスっぽいイメージがあります(実は、実をつける時期はとても長いのですが、やっぱりピークは冬です)。
ナガミボチョウジ
ほんの少しの探索で、見れた生き物は少なかったですが、楽しかったです。
みんみんでは、利用者向けに夜の観察会を行っているので、施設を利用の際には、活用してください。
(ふじい)