水鳥湿地センター 生き物ガイド

森の家みんみん

2017年11月16日 11:49

11月12日(日)のひやみかち那覇ウォークで、マングローブまちまーいの通過点である水鳥湿地センターで生き物ガイドをしました。



ガイドといっても、センターの木道の途中で望遠鏡をセットして、興味のある人に覗いてもらうだけです。 まあ、ウォーキングが目的なので、傍らのスタンプ台でスタンプを捺したら、急いで帰っていく人たちも少なくありませんでした。

何を見せようかいろいろ考えたのですが、大勢の人たち相手に一々望遠鏡を操作しながら見せることは難しそうだったので、泥干潟にいっぱいいるヒメヤマトオサガニを中心に見てもらうことにしました。


泥干潟には、一面ヒメヤマトオサガニがいます。

オスのカニは、爪を振り上げてメスにアピールします。このため、学名にはバンザイとい名前がつけられています。

漫湖の泥に、こんなにたくさんの生き物がいると思っていない人たちが多かったようで、望遠鏡をのぞいた人たちからは、「わあ、すごい!」、「いっぱいいる!」「びっくりした!」などの感嘆の声がもれていました。 作戦成功です。

木道の上からは、肉眼でもいろいろなカニやその他の生き物が見られました。


ヤエヤマシオマネキ

リュウキュウシオマネキ

オキナワハクセンシオマネキ

シモフリシオマネキ

ベニシオマネキ


タイワンアシハラガニ

フタバカクガニ


ウラシマミミガイ


ミナミトビハゼ

鳥は、少なかったのですが、カワセミが近くのヤエヤマヒルギの気根にしばらくとまっていました。 で、その下にはムナグロがじっとしていました。


カワセミ

ムナグロ

ひやみかち那覇ウォークが終わってから、センターの職員にナンヨウショウビンが那覇大橋の上から見れるということで、見に行きました。
マングローブの枝にとまっていましたが、その場所は、木道のそばでカワセミがとまっていた場所のちょうど裏側でした。ずっと、そばにいたんですね。


ナンヨウショウビン

皆さんも、漫湖に行ってみてください。 末吉公園も楽しいけど、漫湖も楽しいですよ。

来年のひやみかち那覇ウォークでは、末吉公園でも、何かできたらいいなと考えています。

(ふじい)








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