比屋根湿地とその周辺の鳥
昨日、沖縄市の仕事で泡瀬の比屋根湿地と埋立地の鳥を見に行きました。
【比屋根湿地】
比屋根湿地は、ムナグロやセイタカシギがたくさん見られていた場所なので、ちょっと楽しみにしていたのですが、がっかりするくらい殺風景でした。
コサギ
ハシビロガモ
イソシギ
タグの付いたものもいました。
942の番号が見えます。どこから来たのだろうとちょっとわくわくしましたが、タグの色から、ここ比屋根湿地でつけられたもののようです。
ヒバリシギ
この他、アオサギ、ダイサギ、コガモ、カワセミを確認しましたが、寂しい限りです。
【埋立地】
泡瀬干潟では、埋立事業が着々と進行中です。 埋立地の一部には野鳥園が作られるそうですが、現状はどんな感じなのでしょう。
水が溜まっている場所には、ウミネコやサギの仲間、クロツラヘラサギがいました。
ウミネコ
幼鳥が飛んでいるのをみて、一瞬ダイシャクシギが飛んでいるのかと思ってしまいましたが違いました。 埋め立てられる前にはこの辺りにダイシャクシギがよく見られました。
ウミネコの幼鳥
離れた場所には腹が汚れた個体もいました。
汚れは、オイル?
後ろから、クロツラヘラサギ、アオサギ、ダイサギ
埋立地の中の土手には、カワウがたくさん群れていました。
カワウ
あとは、車で移動するときに、窓越しにダイゼン、キョウジョシギ、ミサゴ、ユリカモメを見ました。
ダイゼン
キョウジョシギ
テラピア?を捕まえたミサゴ
ユリカモメ
比屋根湿地は、以前から鳥の観察地にしたいという話があるし、埋立地には立派な野鳥園ができる計画もあります。しかし、現状はかなり厳しそうです。 鳥たちが減ってしまった原因を突き止めて、今からでも対策を立てて実施するようにしてほしいです。
(ふじい)
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