オキナワアオガエルの泡巣
昨年の暮れ頃から末吉公園ではオキナワアオガエルの鳴き声が聞こえています。
みんみんの周辺でも、結構、鳴いている日もあるのですが、なかなか抱接の個体は見かけませんでした。
先日、立命館大学の夜の観察会の時にみんみんの入り口付近に設置している水ためで抱接しているオキナワアオガエルをみつけました。
水ための上に垂れ下がっているアマミアラカシの枝につかまっています。上に乗っている小さいほうがオスで、下の大きいほうがメスです。
これで、産卵するかもしれないなと思っていたら、今日、水ための縁に産まれた泡巣を見つけました。
泡の中に白い卵があるのが見えます。
イモリやカメに食べられてしまう前に明日にでもバケツに避難させようと思います。
去年もそうだったのですが、鳴き声がしているのに、抱接や産卵が少ないのはなぜなんでしょう。
目に見えて減少したのは、数年前の夏に干ばつの後です。 もしかして、あの時にメスが減ってしまったのでしょうか。
オスよりメスのほうが乾燥に弱いとかあるんですかね。
みなさんの近所では、オキナワアオガエルは鳴いていますか。鳴いていたら水辺で泡巣をさがしてみてください。
(ふじい)
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