みんみんのカエル事情
みんみんから帰宅するとき、いろいろな鳴き声に送り出されます。 少し前までは、もっぱらオキナワアオガエルの鳴き声だったのですが、最近はヒメアマガエルが多くなっています。
先日、入り口付近であまりにヒメアマガエルが鳴いているので、探してみました。 短く刈り込まれた草むらで何匹も鳴いてているのは間違いないのですが、背景に溶け込みやすい色をしているうえに、隠れているみたいでなかなか見つけられませんでした。 それでも、やっと一匹見つけることができました。
ヒメアマガエルは、日本で一番小さなカエルで、日ごろは落ち葉の下などで暮らしています。 鳴くのは繁殖のためで、そのときだけ水場に集まって来ます。
ということは、もしかしてと思って、水をためている場所をのぞいてみると、・・・・いました。
そして、水たまり一面、卵がたくさん浮かんでいます。 ヒメアマガエルの卵です。
突然、卵の下で何かが動きました。
県内外来種のミナミイシガメです。首を持ち上げて、卵を食べ始めました。 オタマジャクシも狙っているようです。
オキナワアオガエルのオタマジャクシは大丈夫かなと思っていたら、オタマジャクシが浮かんできました。
でも、オキナワアオガエルではなくて外来種のシロアゴガエルのオタマジャクシみたいです。
先ほどは、オキナワアオガエルの鳴き声も聞こえていたので、水たまりの周辺でオキナワアオガエルを探しました。
しかし、見つかったのはシロアゴガエルだけでした。
オキナワアオガエルが鳴いていて、卵も産んでいたので安心していましたが、どうも放っておくとシロアゴガエルだらけになりそうな予感です。
どうにかしなくては。どうしよう。
(ふじい)
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