一人自然散策―何が変わった?―
先日に引き続き、お昼前に1時間ほど望遠デジカメを持ってニシムイの丘まで散策しました。
一週間ほどしかたっていませんが、駐車場の斜面のゲッキツの花はなくなっていて、ハマイヌビワの実も目立たなくなっています。
斜面にチチャノキの花が咲いていました。先日は、気が付きませんでした。
斜面の所々の枝先でウスバキトンボが休んでいました。先日は、無数のトンボが上空を飛んでいました。
丘の上に登ると、涼しく感じます。
丘の上のクワノハエノキは、ずいぶん葉を減らしているようです。
カンヒザクラの紅葉
ハゼノキの紅葉
先日も、紅葉していたのかもしれませんが、涼しいと秋を感じてしまいます。
オオジョロウグモが、まだ頑張っています。 数個体見かけましたが、どことなくみんな元気がなさそうでした。
鳥たちは、相変わらず元気そうです。ただ、鳥たちはなかなか撮らせてくれません。
メジロやヒヨドリ、カラスにサシバ、声がするし、枝の隙間からちらちら見かけたりもするのですが・・・・・。
クワの実を食べるシロガシラ
茂みの中の黄色い影を追って、やっと撮ったキビタキ。 オートのピントがなかなか会いませんでした。
あっという間にお昼も過ぎてしまったので、慌てて戻ることにしました。
戻るとちゅで、オオバギの葉に幼虫を見つけました。 クロツバメ? 数匹いましたが、近くにアカギはありません。
今日は、何か変わったことを見つけようと思いながら散策しましたが、一番変わっていたのは、駐車場奥の斜面です。
何者かが、斜面を切り開いています。道を作ろうとしているようにも見えます。
この周辺にはシークワサーやクロトンが植えられているのですが、おそらく斜面を切り開いているのはこれらを植えた人たちではないかと思います。善意で行っていることかもしれませんが、公園の中で勝手に植栽をするのは禁止されています。ましてや勝手に森を切り開いて植えるなんてのは絶対ダメです。
一応、那覇市の公園管理課には通報しますが、そのまま放置しないかと心配です。
那覇市には、鳥獣保護区である公園の中で地域住民が勝手に道を作ることを放置しておいた挙句、既得権を主張されて、その道が安全でないから遊歩道として整備してほしいという住民の要望を受けて、本格的な道路整備予算をつけたという前例があります。 鳥獣保護区としての公園整備計画ってどうなっているのでしょうね。
今日は、うれしくない変化も見つけてしまいましたが、自然は日々少しずつ変わっています。 皆さんも、ちょっとした自然の変化に気をとめながら自然散策を楽しんでください。
(ふじい)
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