2017年01月17日
紅白の雄しべ
紅白の雄しべ
先日、一人散歩で見つけた紅白の雄しべのサクラですが、気になったので少し調べてみました。
サクラがほんのり赤みがかっているのはアントシアニンですが、その量は開花してから散るまで基部のあたりから増加するそうです。
雄しべが白いのはまだ若い花で、赤いのは成熟した花ということになります。紅白だったのは新旧同居だったわけですね。
他の写真を見るとピンクでした。 古くも新しくもないということですね。

ピンクの雄しべ
雄しべの色で新旧を確認する方法は、色が薄くて全てがクローンで多様性のないソメイヨシノでとても有効だと思いますが、遺伝的多様性の高いカンヒザクラではどうなんでしょうね。はじめから相当赤い色をした花もありますよね。そんな赤い花びらを持ったカンヒザクラの雄しべははじめから赤かったりしないのなかな。
沖縄では、これから桜の季節です。 雄しべに注目です。
(ふじい)
P.S. この投稿を書きながら、前にも同じようなことを調べたような気がしてきました。年をとるって怖いと言うか、面白いですね。
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