てぃーだブログ › みんみんの鳴き声~都会の森から~ › 出前講座 › 豊見城市立豊小学校での出前授業  「葉っぱと仲良しになろう」

2016年06月20日

豊見城市立豊小学校での出前授業  「葉っぱと仲良しになろう」

6月16日(木)は、豊小学校に出前授業に行ってきました。 地域環境センター(こどもの国)からの派遣です。

豊見城市立豊小学校での出前授業  「葉っぱと仲良しになろう」
3クラスの合同授業です。

授業のテーマは、葉っぱと仲良しになろうです。

ということで、みんみんの周辺で集めた6種類の葉っぱ(落ち葉)を持っていきました。

豊見城市立豊小学校での出前授業  「葉っぱと仲良しになろう」
とりあえず、子どもたちの前に6種類の葉っぱを並べました。さあ、どうしよう。

これらの葉っぱを使って「運命の葉っぱ探しゲーム」をする予定ですが、その前に

各クラスが3グループ(全部で9グループ)に分かれて、葉っぱを1種類づつ、よーく観察しすることにしました。

豊見城市立豊小学校での出前授業  「葉っぱと仲良しになろう」
みんなそれぞれ葉っぱを手に取って、手触り、においを感じます。鋸歯(きょし)、葉脈(ようみゃく)、葉柄(ようへい)という言葉をつかって、葉っぱの特徴を表現してみます。 他のメンバーが持っている葉っぱと比べることで、同じ種類の葉っぱは同じ特徴を持っていること、でも、その中で個性があることを確認します。

豊見城市立豊小学校での出前授業  「葉っぱと仲良しになろう」
ハマイヌビワの葉っぱは、厚くてつるつるしていて、鋸歯はありません。 中央の葉脈がはっきりしていて、中央の葉脈の左右で葉っぱの大きさが違います。

6種類の葉っぱの確認が終わったら、いよいよ「運命の葉っぱさがしゲーム」です。ゲームはクラス単位でやることにしました。 クラス単位で回収した葉っぱをまぜこぜにして袋に入れ、袋から一人ずつ目をつむって一枚の葉っぱを取り出しました。 取り出したのが運命の葉っぱです。 よくよく観察した後、袋に戻して、再びまぜこぜにした後で、同じ葉っぱを探し出すというゲームです。

探し出した葉っぱが、確かに運命の葉っぱだとわかるように、観察した後、クーピーペンシルでこすりだしをしておくことにしました。

豊見城市立豊小学校での出前授業  「葉っぱと仲良しになろう」

こすりだしをした紙には、運命の葉っぱの種類も書いておくことにしました。

豊見城市立豊小学校での出前授業  「葉っぱと仲良しになろう」
「私の運命の葉っぱは、この種類で合ってますか。」 ちょっと自信のない子どもたちが、ホワイトボードボ前に集まって質問しています。

さあ、いよいよ運命の葉っぱさがしです。 クラスの輪の中央にまぜこぜにした葉っぱを広げて、自分の葉っぱを探します。

豊見城市立豊小学校での出前授業  「葉っぱと仲良しになろう」
「あった!」 「見つけた!」

みんな心配していたけど、ちゃんとそれぞれの運命の葉っぱと再会することができたようです。

葉っぱに興味を持ったところで、他の葉っぱのこすりだしもやることにしました。

豊見城市立豊小学校での出前授業  「葉っぱと仲良しになろう」


最後に、葉脈が養分や水分を運ぶ管であること、茎や根にもこの管が通っていて、植物が陸上生活をするのに重要な役割をはたしているということを、植物の陸上進出の進化の歴史といっしょに話をして、授業を終わりました。

豊見城市立豊小学校での出前授業  「葉っぱと仲良しになろう」

みんなよく聞いてくれたので、良かったです。


みんみんでは、学校への出前講座もやっています。 興味のある方は、098-882-3195にご相談ください。

(ふじい)










同じカテゴリー(出前講座)の記事

Posted by 森の家みんみん at 13:38│Comments(0)出前講座
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。