てぃーだブログ › みんみんの鳴き声~都会の森から~ › 生き物写真集

【PR】

  

Posted by TI-DA at

2023年04月27日

4/23-4/27 メリケントキンソウ駆除

こんにちは。
今日は外来の植物メリケントキンソウについてのレポートです。

先日、末吉公園で沖縄県内で急速に分布が拡大しているメリケントキンソウを見つけました😰

メリケントキンソウは、キク科イガトキンソウ属、南アメリカ原産の一年生植物です。
学名はSoliva sessilisといいます。

日本では1930年に和歌山県で初めて確認されました。
現在、関東以南から九州、屋久島、沖縄など、温かい地域で急速に分布を拡大しているようです。

特定外来生物法による特定外来生物や要注意外来生物の指定はありませんが、
一部の都道府県では、緊急対策種や、県のブラックリストなどに掲載されています。

メリケントキンソウの外観について、葉は「ニンジンの葉」に似ています。
葉の形は長楕円形で互生(ごせい、茎に対して葉が互い違いに付く)、全体的に軟毛が密生します。


▲メリケントキンソウ(4月23日 那覇市末吉公園にて撮影)

沖縄県での生活サイクルについて資料が少ないのですが、
末吉公園では4月下旬に真ん中にトゲトゲの実の若い実(痩果(そうか))をつけていました。
(写真の真ん中です。見えますか?)


▲メリケントキンソウの実(中央)

メリケントキンソウの駆除が必要な理由として、次のことが指摘されています。

①実のトゲが人や動物(ペット)に刺さり、傷つけるため
②公園や学校などの草地に生えたままにしておくと、子どもがケガをしたり、裸足で遊べなくなるため
③繫殖力が旺盛なので広がりやすく、他の在来植物が生えにくくなるため
④トゲ(種)が人や車のタイヤ、ペットなどについて運ばれ、運ばれた先でも人的被害や生態系への被害等を出すため
⑤農業への影響があるため


沖縄県は、自然度が高く、やんばる(本島北部)や石垣島西表島が世界自然遺産や国立公園に指定されています。
他地域に運ばせないことや、また、市民の利用の観点から考えても、早々に駆除・根絶した方が良さそうです。

現在、沖縄県で確認されている場所は、インターネットの情報などによると

〇那覇市 首里城公園、崇元寺公園
〇沖縄市 沖縄県総合運動公園(※公園管理事務所が駆除活動中)
〇読谷村 セーラの森、役場、渡慶次運動場 座喜味城址公園 等です。
〇北中城村:渡口みどり公園
〇うるま市:石川公園野球場
〇国頭村:ゆいゆい国頭(※ボランティア等により駆除活動中)、茅打ちバンタ、安波サキシマスオウノキ周辺

(分布情報は、樹木図鑑作家の林さんの確認情報を参考にさせて頂いています。)

もし皆さんのお近く、特にお庭や畑などで生えていたら、
分布拡散を防ぐためにも抜き取りや駆除をお願いします。

ちなみに駆除に際しては、草刈り機(ビーバー)は使わない方が良いそうです。(茎が散らばって芽が出てしまうため(鹿児島県HPより))

末吉公園では、今の時期、まだトゲトゲの実が出来上がっていないので、軍手をして手で抜き取りをしてみました。
ちょうど根本にトゲの実があるのですが、スコップを使うと、トゲが手に刺さらず、根っこごと採ることができます。


▲抜いたメリケントキンソウ

根っこはそれほど深くないのですが、浅い場所に広い面積で生えており、スコップを使わないと途中から切れやすいです。

取ったメリケントキンソウは、袋に入れて燃やすごみとして出すか、
種がまだついて無ければ、充分に乾燥させて枯らしてから土に返すなどの処分をしても良さそうようです。


▲メリケントキンソウの抜き取り後(まだ少しあります。)

ちなみに、抜き取り前はこんな感じです。


▲メリケントキンソウ(抜き取り前)

駆除活動の際の注意点は、
〇刈払い機を用いないこと(飛び散った茎から芽がでるため)、
〇トゲの実がついた後(県外では5月~6月に実がつく)は皮手袋などケガをしないように厚手の手袋をつけること、
〇靴底や衣服に種がついていないか確認すること(他の場所に種を運ばないようにするため)

などでしょうか。

他にも、「実や種をつける前に除去する」と作業もしやすく、
「靴底に注意していないか確認してください」など『注意喚起の看板を付ける』なども、
他地域への分布拡散のリスクも減って良さそうですね。


外来種メリケントキンソウの分布が広がらないよう、皆さまのご協力をお願いします。

(ひが)

(参考資料)
・鹿児島県ホームページ
・愛知県ホームページ
・神奈川県植物誌調査会ニュース第58号
・樹木図鑑作家 林将之さんのTwitter


--------―--------

みんみんはにほんブログ村に参加中。ポチっと押して頂けるとスタッフの励みになります&見る人が少し増えます。
にほんブログ村 アウトドアブログ 自然体験へ
にほんブログ村


にほんブログ村 地域生活(街) 沖縄ブログ 那覇市情報へ
にほんブログ村

にほんブログ村 地域生活(街) 沖縄ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 環境ブログ 自然保護・生態系へ
にほんブログ村

にほんブログ村 環境ブログへ
にほんブログ村










  

Posted by 森の家みんみん at 23:36Comments(0)生き物写真集末吉公園

2023年01月21日

1/21 オオムラサキシキブの実がなってます

こんにちは🙂

1日1歩、1日1種、末吉公園や沖縄の植物を少しずつご紹介します。

今日は安謝川の近くできれいな紫の実を見つけました。

オオムラサキシキブです。


▲ オオムラサキシキブの実


▲オオムラサキシキブ葉と実 (写真が悪くてすみません)

滝見橋の近く(下流側)で見られます。

グレープ味のフルーツガムのような色です。でも、おいしくないそうです。残念。

末吉公園の園路沿いでは、この場所でしか見たことがないのですが
もっと林内、森の方に生えているのかもしれませんね。

ちなみに、オオムラサキシキブは、
●分布:本州の伊豆半島南部・伊豆七島・紀伊半島から四国・九州~琉球 とされています。

スタッフは雪国に昔住んでいたのですが、確かに本州中部~北陸ではムラサキシキブは見たけれどオオムラサキシキブは無かったような気がします・・・。
ムラサキシキブは林縁部、低い木で葉っぱも手にとれる高さの木が多かった気がします(自信なさげ)
😅
オオムラサキシキブは、内地のムラサキシキブより「全体的に大ぶりである」とされています。

確かに末吉公園のオオムラサキシキブは樹高が高く(5mぐらい?)、双眼鏡がないと実がみえないほどです。

葉っぱも大きい気がします。

県外へ行くことが多い方は、ムラサキシキブとオオムラサキシキブの違いを比べてみてはいかがでしょうか?

ちなみに奄美大島や徳之島には「オオシマムラサキ」、八重山列島には「イリオモテムラサキ」という同じ仲間が生育しているそう。

見てみたいものです。

―イベント告知 ―――

明日は「親子で森の遠足」というイベントです。末吉宮まで生き物をゆっくり観察しながら散策する予定です。

末吉宮までの参道は、在来植物が公園の園路沿いよりも多く見ることができるので、植物が好きな方にも楽しいイベントです。

「親子で森の遠足」とありますが、大人のみのご参加もご相談くださいね。

このイベントは毎月第4日曜日に開催していますが、今月は1/29(日)に別のイベントがあるので第3日曜日に開催します。


▲ガイドのふじいさん、どんぐり厳選中。 「木を植えた男」(錯覚)

みんみんはにほんブログ村に参加中。ポチっと押して頂けるとスタッフの励みになります&見る人が少し増えます。
にほんブログ村 アウトドアブログ 自然体験へ
にほんブログ村


にほんブログ村 地域生活(街) 沖縄ブログ 那覇市情報へ
にほんブログ村

にほんブログ村 地域生活(街) 沖縄ブログへ
にほんブログ村





  


2023年01月14日

1/14 オキナワアオガエル 泡巣って何?

近所の小学生達がみんみんに遊びに来てくれました。

以前、アカマタの抜け殻を見にきてくれた子達です。

今日は水槽にオタマジャクシがいるよと言ったら、見たい見たいと食いついてくれました。

オタマジャクシを見つつ、
「え、これ何??」って聞かれたのがこちら。


泡巣だよ~と伝えると、そっか~、シリケンイモリも探してくる~~と去って行っちゃったのですが、
そう言えば、「泡巣」って何だろう??、説明になってなかったな~と反省、ちょこっと調べてみました。

泡巣とは・・・。

木の上などに卵を産むカエルが作るもの、卵塊(らんかい)と説明される時もあるようです。
泡巣には、
「乾燥から守る」
「天敵の捕食から守る」、
「オタマジャクシのエサ」、
「発生(孵化)に適した温度調節機能」、
「卵の呼吸のための酸素供給」
などの機能があるのでは、と研究されているようです。

同じ泡巣を産む「モリアオガエル」というカエルでは、泡巣のエサ湯がいたレタスを与えて体重を比べたところ、
泡巣の方が格段に成長が良かったそうです。(タンパク質が多いそうです)

他にも、泡巣の中の方にある卵は、急激な温度上昇がしにくいためか、外側の卵よりも孵化率が高いそうですよ(モリアオガエルの場合ですが)

泡巣の中には小さな真珠みたいな卵があります。

卵があれば、泡巣は要らないかなとうっかり思っちゃったのですが、大事な役割をしているみたいです。

面白いですね。

さらに、泡巣を人間が利活用するため、泡巣の成分に含まれる『バイオサーファクタント(微生物が作る界面活性剤)』 の成分は、石油で汚染された土壌の油分を微生物分解する『バイオレメディエーション』や、お肌の保湿剤など環境に優しい素材として注目されているそう。。

ただ大量生産を考えるとちょっと怖いですね(何となく)

「モリアオガエル泡巣(卵塊)の精密解析:泡立ち機能成分の同定・最適化」
https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-18K05346/

泡巣って貴重なのですね。

オタマジャクシが、ふ化したら要らないと思っちゃってすみません。



▲大きさはドラゴンボールサイズ (注:みんみんでは、一部のオタマジャクシを飼育・展示しています)


▲オキナワアオガエルのオタマジャクシ


▲ カエルのペア メスは大きいです! このオスは、なぜか茶色いです。

(ひが)

みんみんはにほんブログ村に参加中。ポチっと押して頂けるとスタッフの励みになります&見る人が少し増えます。
にほんブログ村 アウトドアブログ 自然体験へ
にほんブログ村


にほんブログ村 地域生活(街) 沖縄ブログ 那覇市情報へ
にほんブログ村

にほんブログ村 地域生活(街) 沖縄ブログへ
にほんブログ村








  

Posted by 森の家みんみん at 14:07Comments(0)生き物写真集スタッフのつぶやき

2023年01月14日

イソヒヨドリのオスとメス

朝、きれいな鳴き声がするな~と思ったら、イソヒヨドリでした。

沖縄でも街中でよく見かけるイソヒヨドリ、北は北海道でも、海岸で繁殖しているそう。

北海道ではイソヒヨドリ、冬を越さない夏鳥ともいわれていますが、夏はどこに行くのでしょう。謎ですね。


▲イソヒヨドリ オス


▲イソヒヨドリのメス

エサは、海岸のイソヒヨドリさんは、カニやフナムシ、内陸部のイソヒヨドリさんは、虫(蝶の仲間やバッタの仲間、沖縄だとアオカナヘビやカエル、桑の実など。

アオカナヘビやカニを食べるなんて、意外とハンティングが上手いのかもしれませんね汗

バードリサーチさんのレポートに、琉球大学での採餌行動や繫殖時期などが記載されています。

http://www.bird-research.jp/1_newsletter/dl/BRNewsVol8No8.pdf

3月中旬から繫殖シーズン、幼鳥が見られるのかな。ちょっと楽しみですね。

ちなみに英名はBlue Rock Thrush(青い岩のツグミ) というそうです。

名前が何だかロックでちょっとオシャレですねニコニコ

ご自宅近くにも来るかも。
きれいな鳴き声がしたら外を探してみてくださいね。


みんみんはにほんブログ村に参加中。ポチっと押して頂けるとスタッフの励みになります&見る人が少し増えます。
にほんブログ村 アウトドアブログ 自然体験へ
にほんブログ村


にほんブログ村 地域生活(街) 沖縄ブログ 那覇市情報へ
にほんブログ村

にほんブログ村 地域生活(街) 沖縄ブログへ
にほんブログ村


  

Posted by 森の家みんみん at 13:27Comments(0)生き物写真集スタッフのつぶやき

2023年01月12日

1/12インスタグラムをはじめます!

こんにちは
😀

より多くの皆様に、末吉公園の魅力や森の家みんみんの情報をお届けしたい、ということで、
森の家みんみん、インスタグラムを初めてみました🙂💫


▲初の鳥投稿は、シロハラさん

https://www.instagram.com/minmin_naha/

フォロー、コメントお気軽にお願いします☺

ちなみに、Facebookとブログも引き続きよろしくお願いします!

みんみんはにほんブログ村に参加中。ポチっと押して頂けるとスタッフの励みになります&見る人が少し増えます。
にほんブログ村 アウトドアブログ 自然体験へ
にほんブログ村


にほんブログ村 地域生活(街) 沖縄ブログ 那覇市情報へ
にほんブログ村

にほんブログ村 地域生活(街) 沖縄ブログへ
にほんブログ村

  

2023年01月08日

1/6 オキナワシジュウカラについてちょっと調べてみました

おはようございます🙂
明けましておめでとうございます。

今年の撮りはじめはシジュウカラです。
かわいいですね~。

最近、よく人前に姿を現すような気がして調べてみました。


▲ オキナワシジュウカラ

末吉公園では、他の鳥に比べて比較的たくさん姿を見ることできます。
皆さんも末吉公園を散歩する時は探してみてくださいね。

お腹の黒い模様(「ネクタイ」)が太いのがオス、細いのがメスです。この子は枝であまり見えないですね。微妙・・・。



シジュウカラは、日本で4つの亜種(系統)に分かれているそうです。

沖縄本島にいるシジュウカラは、オキナワシジュウカラ、西表島、石垣島にいるシジュウカラはイシガキシジュウカラ、奄美大島と徳之島にいるシジュウカラはアマミシジュウカラ、九州以北にいるシジュウカラは亜種シジュウカラです。

南にいくほど、ほっぺの白模様が小さいとか。北のシジュウカラと比べてみないと分からないですね😅

ちなみに英語では「Japanese Tit」といいます。学名はParus minor、「minor」は小さいという意味だそう。

餌は、虫の他に木の実など。
1日の餌の量が多いそうで、県外の研究だと、なんと1日に芋虫を200匹食べることもあるとか😮

末吉公園は餌になる虫や木の実が多いからシジュウカラが多い・・・、のかもしれませんね!


▲シジュウカラも食べてる? フウトウカズラ の実



鳴き声は「ツーツーピーツーツーピー(さえずり)」「ジュクジュク(地鳴き)」と図鑑に記載されています。
他にも、人が近づいたりして警戒すると「ジジジッ」と鳴いたり、「鳥語(シジュウカラ語?)」を色々使い分けているそう。
鳥も人間みたいに、鳴き声で仲間に合図をしているのかもしれませんね。

「鳥の言葉」や「作文能力」を研究している鈴木さんの特集がNHKさんで組まれていますよ。
シジュウカラを対象に研究されているので、興味のあるかたはぜひご覧ください!
ヘビを表す鳴き声も発見されていて面白いです!

サイエンスゼロ「世界初! 「鳥の言葉」を証明した“スゴい研究”の「中身」 『ピーツピ・ヂヂヂヂ』」
https://www.nhk.jp/p/zero/ts/XK5VKV7V98/blog/bl/pkOaDjjMay/bp/p0XWGW8MX7/

「シジュウカラ語マスター 鈴木俊貴」 京都大学 白眉センターHP
https://www.hakubi.kyoto-u.ac.jp/pub/267/275/2019/2882

(ひが)

みんみんはにほんブログ村に参加中。ポチっと押して頂けるとスタッフの励みになります&見る人が少し増えます。
にほんブログ村 アウトドアブログ 自然体験へ
にほんブログ村


にほんブログ村 地域生活(街) 沖縄ブログ 那覇市情報へ
にほんブログ村

にほんブログ村 地域生活(街) 沖縄ブログへ
にほんブログ村


  


2022年11月21日

11/17 どこもかしこも野生動物!!~風の音保育園~

こんにちは🙂

遅くなりましたが、今日は先週の風の音保育園さんでの出前講座の様子をレポートします✨

保育園に着くと、ふじい先生、今日は何するの~?と子どもたちが声をかけてくれました。

アクティビティはいつもトップシークレット。楽しみにしてくれていたようです。


うちゅうぐみの皆さん

この日はグローイングアップワイルドのアクティビティ「どこもかしこも やせいどうぶつ!!」というアクティビティをしました。

といっても子どもたちには「野生(やせい)」という言葉が聞きなれないよう・・・。

「野生って言葉を聞いたことある人~?」と藤井さんが子どもたちに聞くと、ハイ!ハイ!ハイ!とたくさんの手が上がります。

「やせいどうぶつ!見たことある!」と答えてくれました。

「野生動物には何があるかな?」と聞くと、「チーター!」「ライオン!」「ブタ」「ネコ」「がじゃん(蚊)」「バッタ」などなど、たくさんの生き物を教えてもらえました。



「ネコとかペットは野生動物かな?」「みんなみたいな人間は野生動物かな?」と聞くと、みんな違いがあまり分からなさそう。

藤井さんから野生動物というのは、自分でご飯をとって食べられるかどうかで区別すると教えてもらいました。

違いが分かったところで、みんなの保育園で野生動物や野生動物の痕跡を探してみることにしました。
虫眼鏡を1人1つずつ持ってまずは、室内から。(名探偵コナンと面白がってくれた子もいました🤭


クモを発見

次に屋外へ。この日は雨模様だったので近い場所だけで探しました。




クモやアリ、ミツバチなどを見つけることができました。

ミツバチ

生き物探検隊みたいで楽しかったです。

結果はこちら!!



1F(校庭含む)&2F

○鳥(鳥のフンと足あと)
○チョウ
○ガ
○ミツバチ
○アリ
○クモ(クモの巣)
○ゾウムシ
○虫の羽
○ヤスデ
○虫の足




藤井さんが保育園が新し過ぎてあまりいない😅
とつぶやいてましたが、


帰り際、窓枠に「まよいトンボ」がいました。

保育園からは鳥も見えました🐤


シロガシラ


ムクドリ


ヒヨドリ(方言名:スーサー)

もうすぐクリスマス。クラスの部屋にかわいい長靴がかざってありました。
楽しみですね🎅


-------------------

沖縄自然環境ファンクラブ(森の家みんみん指定管理者)では、学校や保育園、団体向けに出前講座も行っています。
グローイングアップワイルドなどの環境教育指導者養成講座も行っています。
お電話でお気軽にお問い合わせ下さい。

098-882-3195(森の家みんみん)

(ひが)

みんみんはにほんブログ村に参加中。ポチっと押して頂けるとスタッフの励みになります&見る人が少し増えます。
にほんブログ村 アウトドアブログ 自然体験へ
にほんブログ村


にほんブログ村 地域生活(街) 沖縄ブログ 那覇市情報へ
にほんブログ村

にほんブログ村 地域生活(街) 沖縄ブログへ
にほんブログ村



  

2022年11月19日

11/19 ウグイスが見たい!

こんにちは🙂

11月に入って末吉の森は「ジャッ」「ジャッ」と鳴く声が多めに聞こえるようになってきました🐥

この声はウグイスです!
「ホーホケキョかと思ってました」と利用者さんからコメント頂いたのですが、鳥の鳴き声は大きく「地鳴き」と「さえずり」に分かれます。
今の時期、ウグイスは「ジャッ」「ジャッ」というような「地鳴き(call)」をしています
(ホーホケキョの鳴き声は「さえずり(song)」と呼ばれます。)

11月上旬から「ジャッ」「ジャッ」が多くなり、見たいな見たいな~と思っていたのですが、なかなか時間がとれず・・・・・・。
昼休みにみんみん近くで鳴いていたので激写しました。

あまり上手く撮れませんでしたが、イチオシの写真はこちら。



かわいいですね!



こちらも、かわいいポーズです(語彙力がないですが・・・。)


図鑑的な横からの写真です。


お尻


飛んでいるウグイス


お腹

ウグイスは末吉公園にも多いですが、公園だけではなく皆さんのお家の庭にも飛んできているかもしれません。
「ジャッ」「ジャッ」の鳴き声が聞こえたら、探してみてくださいね。

ちなみに、渡りのウグイスとずっと沖縄にいるウグイスについて「名護市立博物館」さんのブログで詳しく紹介されています。
リュウキュウウグイスとダイトウウグイスについて書かれていて面白いので、ぜひチェックしてみてください。


名護博物館ブログ『日々のなごはく』(最近よく見かけます。)
https://nagohaku.hatenablog.com/entry/20141209/1418105337



(ひが)

みんみんはにほんブログ村に参加中。ポチっと押して頂けるとスタッフの励みになります&見る人が少し増えます。
にほんブログ村 アウトドアブログ 自然体験へ
にほんブログ村


にほんブログ村 地域生活(街) 沖縄ブログ 那覇市情報へ
にほんブログ村

にほんブログ村 地域生活(街) 沖縄ブログへ
にほんブログ村




  


Posted by 森の家みんみん at 18:40Comments(0)生き物写真集スタッフのつぶやき

2022年11月12日

11/9 サシバ@八重瀬町の公園

先日の保育園さんへの出前講座の時にサシバが姿を見せてくれました。

カメラの調子が悪くて、その時子どもたちに見せられなかったのですがカメラに保存されていました。

せっかくなのでお披露目しますね。

撮影順にならべてみました。サシバさん(メス?)です。









10m以上離れたところから撮ったのですが、キョロキョロしています。

南部は緑が減ってると聞いているので、渡ってきてくれたサシバを見かけるとほっとします。

今年の宮古島でのサシバ調査では8219羽(!)が記録されたそうです。
沖縄本島ではどのぐらい渡ってきているのでしょう。
「サシバ飛来数、22年は8219羽 前年より増加も減少傾向続く 沖縄県と宮古野鳥の会が調査」
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1612500.html

末吉公園でもまだ2羽同時に鳴いていました。
お近くの方は鳴き声を聞いてみてくださいね。

(ひが)

みんみんはにほんブログ村に参加中。ポチっと押して頂けるとスタッフの励みになります&見る人が少し増えます。
にほんブログ村 アウトドアブログ 自然体験へ
にほんブログ村


にほんブログ村 地域生活(街) 沖縄ブログ 那覇市情報へ
にほんブログ村

にほんブログ村 地域生活(街) 沖縄ブログへ
にほんブログ村





  

Posted by 森の家みんみん at 16:36Comments(0)生き物写真集スタッフのつぶやき

2022年11月09日

11/9 『すごいぞ!クモの巣』保育園で自然体験アクティビティ

こんにちは。
今日は風の音保育園さんへ🌈
『すごいぞ!クモの巣』というアクティビティを子ども達に楽しんでもらいましたよ🙂


▲保育園に到着!青空でしたよつば

最初に藤井さんから、みんなクモって見たことあるかな?足は何本ですか?逆さまについていますか?目はいくつでしょうなどを子ども達に質問しました。




▲クモのからだのつくりを説明(左がクモ、右がアリです。)


足は8本、目は8つでした~。当たった子はいたかな?

じゃあ、実際にクモを探しに行こう~!
巣もベトベトしている部分とベトベトしていない部分があるんだよ、見てみよう!ということでお外へLet's Go🙂

小さなクモ(ゴミグモ?)やチブサトゲグモというクモを見ることができました。


▲みんなでクモの観察キョロキョロ

クモの体のつくりを学んだ後は楽しい工作もしましたよ。
みんなの好きな色でカラフルなクモを作ってもらいました。


▲工作♪


▲がんばってます!

その間に藤井さんとみんみんスタッフは子ども人数分のクモの巣をお絵描き。
消せる白いペンを使っています。


▲ガリレオ気分(ガリレオの音楽を流しながら眺めて下さい。)

クモの巣はYのような数字を書いてからくるくると書くと、本物っぽくなります。


▲クモの巣1号

できた人の順にクモをペタとはってもらいました。




12匹のクモが窓にそろいました。

みなさん、大変良くできましたサクラサクラ

指輪キラキラクモアート作品のご紹介指輪キラキラ


▲お腹が黄緑、足がカラフルのかわいいクモです。あれっ、目が7つしかないですね汗


▲赤とピンクのビビットカラーです。


▲お腹が大きくてこちらもほんものにそっくりです。

クモはきら~い、という子どももいるかもしれませんが、ほとんどのクモは毒もちょこっとしかありません。
沖縄にはいろんなクモがいるので面白い!と思って観察してみてくださいね。

風の音保育園のみなさん、先生どうもありがとうございました。
次回も出前講座もお楽しみに❗

森の家みんみん(指定管理者 沖縄自然環境ファンクラブ)では自然体験などの出前講座も行っています。
お気軽にお問合せ下さい
TEL:098-882-3195(9:00~18:00 火曜定休)

先日作ってもらった森の水族館もきれいに飾ってもらっていました。




みんみんはにほんブログ村に参加中。ポチっと押してくれるとスタッフの励みになります&見てくれる人が増えます。

にほんブログ村 アウトドアブログ 自然体験へ
にほんブログ村

にほんブログ村 地域生活(街) 沖縄ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 地域生活(街) 沖縄ブログ 那覇市情報へ
にほんブログ村





  


2022年11月07日

11/7 秋みつけpart2 ハゼノキとダイトウクダマキモドキ

今日も自然の中の秋らしいものをさがす「秋みつけ」で、お母さんとお子さんが「どんなものがありますか?」とたずねてきてくれました。

末吉公園の秋(!)をご紹介しますね🙂


ヤシのそばにハゼノキ


▲紅葉しています。
木の実はロウソクを作ることができるそうですが、かぶれる人もいるのでご注意ください汗


▲ナガミボチョウジ


▲秋の虫?
ダイトウクダマキモドキというツユムシの仲間です。

葉っぱにそっくりな体をしています。
夜、活動することが多いので見つけにくいのですが粘着トラップに引っかかっていました(助けられました🙂

他にも月桃の実や、ホルトノキなどの木の実がなったり、地面に落ちていますよ。
公園を散歩して探してみて下さいね。
楽しい秋みつけがあったら、みんみんスタッフに教えて下さいね。

「秋みつけpart1  11/4ナンキンハゼとショウベンノキ」の記事はこちらです。
https://morinoieminmin.ti-da.net/e12370987.html


みんみんはにほんブログ村に参加中です。
ポチっと押して下さるとスタッフの励みになります。

にほんブログ村 アウトドアブログ 自然体験へ
にほんブログ村

にほんブログ村 写真ブログ 動物写真・生き物写真へ
にほんブログ村
にほんブログ村 地域生活(街) 沖縄ブログ 那覇市情報へ
にほんブログ村

  

2018年04月06日

オキナワセマダラコガネの季節

毎年この季節になると、みんみんの屋上の草地では、地面すれすれの高さで豆粒ほどの小さな虫がせわしなく飛び交う姿が見られます。

小さな虫の正体は、オキナワセマダラコガネです。



飛び回って、地面に降りたかと思ったら、歩き回ってすぐにまた飛び出すを、永遠に繰り返しているので、なかなかデジカメでは捉えるのが難しいです。

それでも、どうにか、葉に止まったのを撮ることができました。


小さいですが、ちゃんとコガネムシの姿をしています。


最近、末吉公園にはツヤオオズアリという外来のアリが侵入してきて、広場や草地を占有し始めています。かなり強力なハンターのようで、せわしなく動き回るオキナワセマダラコガネが、いつのまにか捕まっているのが見られました。

末吉公園に来たときには、オキナワセマダラコガネを探してみてください。芝生など刈り込まれた草地で見られると思います。

(ふじい)  

Posted by 森の家みんみん at 10:28Comments(0)今日のみんみん生き物写真集末吉公園

2017年11月16日

水鳥湿地センター 生き物ガイド

11月12日(日)のひやみかち那覇ウォークで、マングローブまちまーいの通過点である水鳥湿地センターで生き物ガイドをしました。



ガイドといっても、センターの木道の途中で望遠鏡をセットして、興味のある人に覗いてもらうだけです。 まあ、ウォーキングが目的なので、傍らのスタンプ台でスタンプを捺したら、急いで帰っていく人たちも少なくありませんでした。

何を見せようかいろいろ考えたのですが、大勢の人たち相手に一々望遠鏡を操作しながら見せることは難しそうだったので、泥干潟にいっぱいいるヒメヤマトオサガニを中心に見てもらうことにしました。


泥干潟には、一面ヒメヤマトオサガニがいます。

オスのカニは、爪を振り上げてメスにアピールします。このため、学名にはバンザイとい名前がつけられています。

漫湖の泥に、こんなにたくさんの生き物がいると思っていない人たちが多かったようで、望遠鏡をのぞいた人たちからは、「わあ、すごい!」、「いっぱいいる!」「びっくりした!」などの感嘆の声がもれていました。 作戦成功です。

木道の上からは、肉眼でもいろいろなカニやその他の生き物が見られました。


ヤエヤマシオマネキ

リュウキュウシオマネキ

オキナワハクセンシオマネキ

シモフリシオマネキ

ベニシオマネキ


タイワンアシハラガニ

フタバカクガニ


ウラシマミミガイ


ミナミトビハゼ

鳥は、少なかったのですが、カワセミが近くのヤエヤマヒルギの気根にしばらくとまっていました。 で、その下にはムナグロがじっとしていました。


カワセミ

ムナグロ

ひやみかち那覇ウォークが終わってから、センターの職員にナンヨウショウビンが那覇大橋の上から見れるということで、見に行きました。
マングローブの枝にとまっていましたが、その場所は、木道のそばでカワセミがとまっていた場所のちょうど裏側でした。ずっと、そばにいたんですね。


ナンヨウショウビン

皆さんも、漫湖に行ってみてください。 末吉公園も楽しいけど、漫湖も楽しいですよ。

来年のひやみかち那覇ウォークでは、末吉公園でも、何かできたらいいなと考えています。

(ふじい)







  

2017年11月04日

久しぶりの夜の散策

昨晩、久しぶりに、夜の末吉公園を少し散策しました。

急激に気温が低下したからか、台風の後で乾燥しているからなのか、生き物の気配が少なくて寂しいのですが、その中で、頑張っているのがタイワンクツワムシです。





森のなかにはたくさんのタイワンクツワムシがいます。

いったん鳴き始めると、あちこちで鳴き声がして、一気にうるさくなります。 少し前までは、緑色の個体も見かけましたが、昨日は、茶色のものばかりでした。

次に、よく見かけたのは、リュウキュウカジカガエルです。 葉の上でじっとしています。


リュウキュウカジカガエル

時折、ヒメアマガエルの声もしましたが、姿は見えませんでした。
かわりに、見つけたのは、特定外来種のシロアゴガエルです。 


シロアゴガエル

サカモトサワガニは、巣穴のそばにいました。寒いからか、あまり活動的ではないみたいでした。


足だけが見えています。

サカモトサワガニの巣穴のそばには、オキナワキムラグモたちが巣穴を作っています。

小さくて、蓋のあるある巣穴ですが、足だけ見えているのはなんとなく似ています。


オキナワキムラグモの巣穴

少し前までは、オキナワナナフシがよく見つかったのですが、あまり見つかりません。


小さなオキナワナナフシ

なぜか、クワゾウムシがクワズイモの葉にいました。


クワゾウムシ

ショウベンノキが色づいて、冬支度も始まっています。



ナガミボチョウジも赤い実をつけています。赤い実はクリスマスっぽいイメージがあります(実は、実をつける時期はとても長いのですが、やっぱりピークは冬です)。


ナガミボチョウジ

ほんの少しの探索で、見れた生き物は少なかったですが、楽しかったです。 

みんみんでは、利用者向けに夜の観察会を行っているので、施設を利用の際には、活用してください。

(ふじい)
  

Posted by 森の家みんみん at 17:50Comments(0)生き物写真集スタッフのつぶやき末吉公園

2017年10月26日

星槎国際高等学校の森の指令ゲーム

今日は、星槎国際高等学校のみなさんが、沖縄学の授業の一環として森の指令ゲームを体験してくれました。




静かに探していますが、意外とちゃんと見つけます。 そして、「みっけ!」

探してものは、全部で15種類。台風の後でちょっと森が静かになって、探しにくいものが多かった気がします。


宝石みたいな虫 ナナホシキンカメムシ

枝みたいな虫 オキナワナナフシ

オキナワヤマタカマイマイ

虫が描いた絵

緑のカタツムリ アオミオカタニシ

キノコ

ハマイヌビワの実 熟してます。

オオジョロウグモ まだ残ってました。


森の指令ゲームは、保育園や小学校の子どもたちに体験してもらうことが多いのですが、高校生でも自然に触れて楽しく学ぶ経験ができます。星槎国際高校は、これを機会にみんみんを活用した授業を行う予定のようなので、これからが楽しみです。

(ふじい)  

2017年06月09日

漫湖観察会 子育てサークル「タイミル」

今日は、子育てサークル「タイミル」の漫湖干潟観察会に講師として同行しました。




シオマネキの仲間などカニがいっぱいいたのですが、小さな子どもたちにとっては木道の上から見つけるのは結構大変なようでした。






子どものシオマネキは色が青くて、人気でした。




トントンミー(ミナミトビハゼ)もドロアワモチもいました。 ドロアワモチはなかなか見つけられなかったみたいです。


1時間だけの観察会でしたが、終わるころにはみんな見つけるのが上手になっていたようです。 漫湖水鳥湿地センターは、気軽に行ける施設なので是非家族でまた訪れてほしいです。

今回は、那覇市環境保全課の環境啓発事業の一環とした出前講座でしたが、みんみんではいろいろな観察会の講師派遣も行っています。
是非、ご利用ください。 098-882-3195(那覇市立森の家みんみん)

(ふじい)


  

2017年05月11日

末吉公園自分で夜の観察会

GW中は、たくさんの人たちに末吉公園の夜の観察会を楽しんでいただきましたが、これからたくさんの人たちで賑わう(混雑する)と思われるのでその前に自分で夜観察会を開催しました。 といっても夜に少し歩いただけですが。

GW前は、発生数が少なくて、心配しましたが、林縁部の草原ではクロイワボタルが乱舞するようになりました。 午後7時半から8時頃がみごろです。これからだんだんと森の中での発生数が増えてくるはずです。


クロイワボタルのオス

幼虫は少なめですが、オキナワスジボタル、オキナワマドボタル、オキナワクロホタルモドキ(オキナワクロミナミボタル)が見られました。


オキナワマドボタルの幼虫 夏には小さな幼虫がたくさんみられるはずです。


オキナワスジボタルの幼虫 今はこれが比較的見られます。


オキナワクロホタルモドキの幼虫 オキナワヤマタニシを捕食中です。




アオバズクも見られました。 観察会の時と同じ木にとまっていました。

アオバズク 向こうを向いています。

カエルの鳴き声も賑やかです。側溝で、リュウキュウカジカガエルとヒメアマガエルが鳴いていました。


リュウキュウカジカガエル 繁殖期になるとオスの体色が黄色くなります。


ヒメアマガエル 体の割に大きな声で鳴きます。


サワガニも出ていました。歩道を歩いていることとがあるので、踏まないよう気を付けてください。

サカモトサワガニ

後は、帰りながらいくつか生物を見つけました。

オキナワヤマタカマイマイ 樹上性のカタツムリです。枯れ枝のあるハマイヌビワでたくさん見つけました。


クサカゲロウの仲間がたくさんいる木がありました。 幼虫は食べた獲物の死骸をいくつも体につけて歩いています。まるで映画のプレデターのようです


オキナワモリバッタは、末吉公園で最近あまり見かけなくなった生物の一つです。

 
オキナワモリバッタの幼虫

手すりには白いふわふわが歩き回っていました。


アオバハゴロモの幼虫 ふわふわゆらゆらです。

ノカラムシの葉の上には、アカタテハの幼虫もいました。 ノカラムシの葉を餃子みたいにたたんで中に入っていることが多いのですが、夜は徘徊するのでしょうか。


アカタテハの幼虫

みんみんの近くのネピアグラスでは、オキナワナナフシやタイワンツチイナゴが見られました。


タイワンツチイナゴ 越冬した個体だと思われます。

やっぱり、夜の観察会はいろいろな生き物に出会えて楽しいです。 でも、これからは、観察会に訪れる人たちでとても込み合うことが予想されるので、マナーを守って安全に楽しんでください。

ホタルを見に来る人へのお願い

・虫を見に来ているわけですから、携帯蚊取り器(殺虫剤)などは持ち込まないでください。
・夜は意外と蚊が少ないものですが、気になる人はできるだけ長袖長ズボンなど服装で対応しましょう。
 どうしても虫よけをつける場合は、森に入る前につけましょう。森の中でスプレーするのはやめましょう。
・虫取り網もマナー違反です。見ているそばで採集されるのは気分が悪いものです。
・ライトは必要最小限にしましょう。人には向けないようにしましょう。
 赤いセロファンなどを張ると生物に対する影響を少なくできます。赤色LEDのライトがお勧めです。
・掴まないようにしましょう。末吉公園のホタルは皆さんが思っている以上に小さな虫です。つまむと簡単につぶれてしまいます。
・ホタルに近づきすぎないようにしましょう。たくさん光っているのを見たくて近づくと、逃げて見れなくなってしまいます。少し、距離を保って見るのがコツです。
・ほかの団体に無断でついていくのもやめましょう。有料でツアーをしている団体が少なくありません。情報を無料で得るのは無銭飲食と同じです。 また、安全管理が難しくなるので、迷惑です。
・十分に下見をしましょう。
・できるだけ暗くなる前に観察する現場に到着するようしましょう。目が慣れるので、無駄にライトをつける必要がなくなります。
・子どもに光る靴を履かせないようにしましょう。ピカピカ光るのは目障りです。

(ふじい)
  

Posted by 森の家みんみん at 15:21Comments(0)生き物写真集スタッフのつぶやき末吉公園

2017年04月28日

夜の観察会の下見

みんみんではGWのイベントとして、この時期に夜の観察会を実施しています。

今年も、明日4月29日(土)に始まって、4月30日(日)、5月3日(水)、5月4日(木)、5月5日(金)の18:30から20:30の予定で実施します。
もし雨天等で中止になった場合は、5月6日(土)、5月6日(日)に振り替えます。

今年は、ホタルの出現が遅れている(先週見に行ったときはみられなかった)ようなので、心配で下見に行ってきました。

今回は、外灯を消した広場周辺で少し見つかりましたが、まだまだ少ないようです。


きれいに草刈りをされた広場に残った草で光っていたクロイワボタルのオス


同じくクロイワボタルのオス

森の中では、オキナワスジボタルの幼虫がわずかに光っていました。


オキナワスジボタルの幼虫

最近になって雨が降り始めましたが、森の中はすごく乾燥しています。今年の冬は暖冬で、雨が少なかったことがホタルの出現時期に影響しているのかもしれません。 できれば、連休中にもっとたくさん出現するようになってほしいです。

ホタルの少なさに気持ちが沈みかけていた時に、キノボリトカゲの子どもを見つけました。


良く寝ています。

ちょっとほっとしました。 そういえば、オオウナギもアオバズクもいました。 まあ、夜の観察会はそれなりに楽しめそうです。


明日の夜の観察会はキャンセル待ちですが、他の日はまだ空きがあります。

すぐに埋まりそうな日もあるので興味のある方はお早めに申し込みください。お待ちしています。


(ふじい)  

Posted by 森の家みんみん at 22:44Comments(0)生き物写真集スタッフのつぶやき末吉公園

2016年12月24日

一人散策

午前中、久しぶりにニシムイの丘まで散策してきました。 今日は、日が差すと汗ばむくらい暖かくて、寒いのと暖かいのが入り混じっています。

生きものたちもいろいろです。


白いスミレ


アカタテハ


クワノハエノキ すっかり葉を落として冬支度を終えているものもあれば、


クワノハエノキ 冬を迎えるとは思えないくらい青々しているものもあります。


クスノハカエデ まだヘリコプターの実が残っているものもあります。


一本のサクラにはすでに花が咲いています。


  

Posted by 森の家みんみん at 14:55Comments(0)生き物写真集スタッフのつぶやき末吉公園

2016年12月19日

ウォーキング大会の下見

天皇誕生日の12月23日(金)に「水土里(みどり)の路ウォーキング大会in糸満市」という県と糸満市主催のイベントがあるのですが、そこでネイチャーゲームなどの自然遊びを行う予定です。

今日は、その会場である平和創造の森公園に下見に行ってきました。

行く途中で、気が付いたのですが、今日は休館日です。



立ち入り禁止と書いてありますが、職員かガードマンに会っても、事情を説明すればどうにかなるだろうということで侵入しました(人が通るところは完全に閉まっていないので歩道から普通に入れました)。



地図の中央にある広場が会場のようです。

とりあえず、管理棟に行きましたが、車とバイクがとめてあるものの誰もいませんでした。








なんとなく、写真を撮りながら、歩いていると人影がありました。
職員かなと思って、近づくと明らかに避けるように遠ざかっていきます。
別の侵入者がいるようです。 そろそろ帰ろうとしていた時、声をかけられました。
また別の侵入者です。

「すみません。休館日って書いてあったけど、入っても構いませんよね。」 

自分は、ここの関係者ではないこと。金曜日にこの場所でイベントがあってその講師を頼まれているので、休館日で立ち入り禁止だとわかっているけど、下見をさせてもらっていること。関係者を探していたこと。などを説明しました。

「そら、大変やね。うちらも、遠くから旅行に来たのに休館日ってなってたから困ってるのよ。」
「下見で入ってもいいんやったら、うちらも大丈夫やね。」

「いえ、そんなことは言ってませんよ・・・・・。」 

それ以上、何も言えなくて、その人たちが奥に入っていくのをただ見送って、みんみんに戻ってきました。

下見としては、ちょっと見ただけになりましたが、いくつかのアクティビティはできそうです。

(ふじい)  

Posted by 森の家みんみん at 19:05Comments(0)生き物写真集スタッフのつぶやき